コーチが考えるスペインと日本のサッカーの違い

スペインと日本のサッカーとの違いは?

まず、サッカーは楽しむために作られたスポーツです。日本でサッカーを義務のように捉えている子どもをたくさん見てきましたが、それはこのスポーツに対する正しい考え方ではないと思います。
プルメザスFSでは、子どもたちにサッカーを学びながら楽しんで欲しいです。そして、仲間と協力して上手いプレーが出来た時に、より楽しくなるスポーツだということを理解して欲しいです。

日本のサッカーには器用な選手が多く、技術面においてとてもよく教育されています。全員で一緒に守り、コーチの指示通りに動きます。
しかし、サッカーでそれは常に通用するわけではありません。たったひとつのリフレクション、悪いトラップ、パスミスがプレーを想像していたものとは違うものに変えてしまいます。
その時、アドリブ(即興)力や状況判断力が試されます。
サッカーでは道は一つではなく、観察しその時の最善の決断を出来る限り速く行うことが出来なければなりません

そして、スペインでサッカーはただのスポーツではなくて、生き方です
自分の好きなチームだけではなくて、ライバルチームの試合も、家族や友達と一緒に見るのがとても普通なことです。子どもたちはテレビで見た試合について学校の友達と話し、意見を言い合いとても良い勉強になります。その後、テレビで見たプレーや試合の動きを、自分がプレーする時も同じようにやってみます。
スペインでは、サッカーを見るのが楽しいから子どもも大人も一緒にテレビで試合を見ますが、日本では「学ぶため」にサッカーを見るという考え方があるようです。学ぶことを目的にサッカーの試合をたくさん見れば、疲れて楽しめなくなってしまい、もうサッカーの作られた理由がなくなってしまいます。
これを変えるためには、子どもだけではなく、その子どものお父さんお母さんも一緒にサッカーを見たらとても良いと思います。
一緒に好きなサッカークラブを応援して、サッカー人生を歩みましょう!

私の見解では、それが日本のサッカーに足りないことであり、また私が選手たちに教えたいことであります。

(チャビ・ベジード)